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菓物尽図巻
牡丹手鑑
(未公開)
曼殊院には図鑑的ないわゆる記録的な古い絵が多く、今も昔も花や果物は同じであるが、その色彩や表現には時代の流れがある。牡丹図鑑はあのあでやかな牡丹の花をそろえているし、菓物尽図巻はその題名の如く年間にみのる果物の写生である。日本画の手習いになると思うほど、実に巧妙に、そして綿密に描いている。主として明るい色彩を用いているのは、よりいっそう果物のりんかくを表現することになるのであろうか。いずれも良尚法親王の筆であるが、よほど運筆に堪能でなければこのような絵は描けないといえる。描写のうまさがある。その上果物すべて2種類づつ、ざくろに栗、茄子に松茸といった画題と配列のたくみさも見逃せない。
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