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曼殊院の所蔵宝物
元三大師木像
元三大師木像
重要文化財 元三大師木像
通常元三大師という名で知られている。ほんとうの名は慈恵大師良源という名僧の木像である。正月三日に逝ったというので元三大師と呼ばれている。比叡山の中興の祖といわれ、博学の人であり、比叡山延暦寺の堂宇ほとんど造営したのが元三大師である。この大師像は文永5年(1268)の作であり、重文であるが、各地にもこの大師像がよく安置されているが、どの像も目がぎょろりとして、筋骨たくましくその衣紋の波も強弱がはっきりしていてる。
曼殊院の大師像は蒙古襲来のおり栄盛という僧により大師の等身大の木造3体を造り国家安泰を祈った。そのなの1体が当院の大師像である。また我がが国におけるおみくじの元祖としても知られている。
永観2年(984)今のコロナウィルスのような疫病が流行し多くの人々が苦しんでいる姿を憂い、一刻も早く救いたいと鏡に、前で禅定に入った。そうすると鏡には骨ばかりの鬼の姿が映り、それを弟子に写し取らせ、版木に彫って、疫病退散のお札として配布した。そのお札を戸口の貼らせると、恐れをなした疫病は寄り付かず、病気にかかった人も全快した。これが「角大師」といわれるものである。


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