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曼殊院門跡
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  《現在の音羽川上流》          《百日紅》
 
  《きらら橋 至比叡山》       《音羽川の滝》

   《曼殊院門前》
このたびスマートフォーンによる英語音声ガイドを始めましたのでご利用ください。
(音声ガイドを聞く場合、他の方に迷惑がかからないようイヤホーンがとなります)


梅雨が明けました。曼殊院では今、にいにい蝉がジージーと鳴きはじめています。そのうちチッチッと鳴き納め、次に関西では数少なくなったといわれる、あぶら蝉が油を揚げるようにジージーと鳴き、また深山蝉ともいわれるみんみん蝉もミーンミーンと鳴きはじめることでしょう。
ご参拝者の中に、絽や紗の着物を着た方が見受けられるようになりました。このように薄い着物の生地、うすものは、蝉の羽根のように薄く軽いところから「蝉の羽衣」といわれるそうですが、「徒然草」の中で兼好法師は、「うすものの表紙は、とく損ずるがわびしき」と言っています。ある人が「うすものの表紙は、すぐいたむので困る」と言ったところ、頓阿という人が、「うすものの表紙は上下の部分がほつれてからが。螺鈿は軸の貝が取れてから後が、味わいの出るものだ」と言った。吉田兼好は「その意見に実に感心させられた」と書いています。日本人独自の感性といいますか、美意識ですネ。
    
蝉の声聞かばかなしな夏衣うすくや人のならむと思えば   紀 友則
 薄い蝉の羽から、夏衣を連想して、人の心の薄くなることを嘆いてる歌

音羽川は比叡山を源流として、修学院離宮と曼殊院の間を通り、音羽御所を経て、修学院駅近くで高野川と合流する河川です。この川は古来より歌に詠まれ、音羽川から比叡山に登る道を雲母坂(きららざか)といい、今でも平安の昔の風情が感じられます。

音羽川を越えける時に、ほととぎすの鳴くを聞きて、よめる
  をとは山けさ超えくればほととぎす梢はるに今ぞなくなる    紀 友則
音羽川を今朝越えてくると、ホトトギスが木々の梢のかなたで確かに鳴いている

京都人は古来より寒さ対策よりも、暑さ対策に力を講じてきました。そのひとつが坪庭ですが、夏暑さを避け、涼しい場所を求めて時を過ごすことを、「すずみ」(納涼)と言いますが、曼殊院は京都市内より2〜3度気温が低く、「すずみ」にはたいへん適したところです。


 曼殊院には多くのお不動様がおいでになります。ご参詣いただき、ご縁を結んでくださいますようお願い申し上げます。

※通常拝観できないお不動さんもおらます。受付でお尋ねください。

国宝黄不動尊



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